“隣家との距離が少々接近し過ぎている事もあり、
中々思い切ったプライベート作業がこれまで出来ないでいた我が家のバルコニー。
何かその対策は無いものかと色々と調べてみたところ、面白そうな手段が見付かりました。
それが壁面緑化のコンセプトを活かし、
バルコニーのオープンスペースを蔓植物で適度に覆ってしまうというもの。
蔓植物の素材としては、
1年で蔓が枯れ仕立て直しのし易いアサガオやヤマイモが適当との事。
全ての面を葉や茎が覆ってしまう事は無く適度な日照とプライベートが確保出来る上、
綺麗な花や芋といった副産物が得られたり、
壁面緑化本来の効果でもあるバルコニーの高温化の防止や
遮光材としての役割といったメリットも多く、
これなら使えると早速導入してみたのです。
自らバルコニーの外周に沿って棚を作り、
プランターに植えたアサガオを一定のスパンでその下に配置し、
満遍なく蔓が行き渡る様にします。
結果は2カ月後に早くも現れ、
勢い良く伸び出した蔓が綺麗に棚を覆い幅広な葉を展開し、
周囲からの視界を適度にシャットアウトしてくれたのです。
またこのおかげで、以前から手を出せずにいた
日照に弱い鉢花のバルコニー栽培にも手を出せる様になる等、
想像以上にメリットは大きかったのでした。